活動報告

提供活動

セブ島市内墓地スラムの子供たち

フィリピン・セブ島で防災用パンを提供

一般社団法人コネクトライフエイドでは、提供活動の第一弾として、CECジャパンネットワーク株式会社様、株式会社トライフル様などのご協力の元、フィリピンのセブ市内で、日本の防災用パンを提供いたしました。

セブ島はフィリピン中央部ビサヤ諸島を代表する島で、日本ではリゾート地のイメージがありますが、高度成長をして、経済発展が加速される一方、貧富の差がひどく、貧困地域の人たちは大変な暮らしをしています。
今回は、サントニーニョ教会周辺のストリートファミリーや、墓地スラムに住む子どもたちへ食料を提供しました。

提供の様子

現地の皆さんからは、「すごくおいしい!」「すぐにどこででも食べられる!」とご好評いただきました。

サントニーニョ教会近く

セブ島市内墓地スラムの子供たち

墓地スラム

◆サントニーニョ教会周辺のストリートチルドレン
300年以上の歴史があるフィリピン最古のカトリック教会には多くの参拝客、観光客が訪れます。この場所では、ストリートファミリーと呼ばれる貧困の家族が物売りをしています。子供たち自身が土産物を観光客に売り、家族の生活を支えたり、学校に必要な備品の購入にあてています。

小さな子供は親や年上の兄弟が物売りをしている間いつも教会の周辺にたむろしています。彼らの家は教会の近くのスラムや離れた山村集落などで、家に帰る交通費を節約するために、ストリートで夜を過ごすこともよくあります。

◆墓地スラム
セブ市内の一等地にある墓地、その歴史は100年ほど前にさかのぼります。裕福な中国人たちが建てた墓地で広さは東京ドームほどもあります。この墓地に50年ほど前から行き場の無い貧困の家族が住み着くようになりました。現在およそ500家庭の家族が住んでいると言われています。トイレはなく、電気も無い家が多く、衛生環境が悪い場所です。大雨になると子供の胸のあたりまで家が浸かることがあります。

ストリートファミリーも、墓地スラムの住人たちもフィリピンの貧困ラインを大きく下回る生活レベルです。

協力企業

●食料提供企業
株式会社フォーワード

●提供活動協力企業
CECジャパンネットワーク株式会社
株式会社トライフル
URVグローバルグループ

提供した食品

ふわっと美味しい防災備蓄パン「エマージェンシーブレッド」

長期保存が可能な風味豊かでふわっと美味しい備蓄用パンの缶詰です。
緊急時にもその場で缶を開けるだけでそのままお召し上がりいただけます。

エマージェンシーブレッド メープル味
エマージェンシーブレッド ブルーベリー味
エマージェンシーブレッド チョコレート味
  • 賞味期限:製造日より5年6ヶ月
  • 保存方法:常温(直射日光や高温多湿のところをさけて保存してください)
  • フレーバー:メープル味・ブルーベリー味・チョコレート味
  • そのままでも美味しく召し上がれますが、中身を取り出してラップで包み、電子レンジ(500w)で15〜20秒温めるとさらに美味しくいただけます
  • 電子レンジを使えない環境の場合は、缶のまま太陽光に30分ほど当てると美味しく召し上がることができます
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