コネクトライフエイドのサイトをご覧になって、福井県に住まわれている、高校の食農科に在籍されている女子生徒の方から、コネクトライフエイドにアクセスいただきました。
そして、コネクトライフエイドからは、理事の松本尚典が、それにお応えし、ZoomのWeb会議でお会いいたしました。そして、日本の災害用食糧が期限を迎えて、大量に廃棄されていること、コネクトライフエイドでは、この期限到来前の食糧と廃棄料に相当する費用を、企業からご提供いただき、これを、発展途上国のスラムに住む食べ物が欠乏している子供たちに、現地ボランティアの学生の皆さんの力を借りて運び、これを提供する活動を続けていることを、お話させていただきました。
以下、この話に対して、感想を寄せていただきました。
ここに、原文のまま、掲載させていただきます。
コネクトライフエイドの活動が、若い食糧問題を真剣に考える皆さんに、地域をこえて、ご理解いただくことに、深く感動をいたしました。今後も、私たちは、地道に、この活動を継続する原動力にさせていただきます。
コネクトライフエイド理事
松本尚典
食農科学科 食品コース 3年
私が直接お話を伺う前に想像していた食糧支援活動は、一般では販売できなくても十分食べることのできる廃棄食品を、日本の組織を通して途上国で飢餓に苦しむ国の政府へ寄付しているという考えでした。
しかし、ホームページで貴法人の取組を知り、Web会議システムを利用し直接お話を伺い、衝撃を受けました。災害用備蓄食品に関する条例によって発生する企業の備蓄食品廃棄問題に目を付け、貴法人自ら、企業から提供された食糧を直接飢餓に苦しむ人々に届けていることを知ったからです。現地で食糧を必要とする方々の手に渡らない事態を避けるために直接食糧を届けている理由も、私が想像していたこととかけ離れていて驚きました。
飢餓に苦しむ人々を救うために、私たちは上辺だけでは救うことができないこと、自ら動く必要があることを知ることができました。書かれている文章だけでは分からなかった物事の背景にあることを教えていただいたことが、何よりも貴重な経験となりました。
私たちができること。
まずは、今後の学習活動の中で教えていただいたことを、多くの人に伝えていくことから始めていきたいと思います。